上海浦東国際空港と江蘇省昆山市を往復する低高度飛行ヘリコプターが就航―中国

人民網日本語版    2024年8月15日(木) 9時30分

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上海浦東国際空港と江蘇省昆山市を往復する低高度飛行ヘリコプターが就航した。

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上海市経済・情報化委員会によると、上海新空直昇機はこのほど、上海浦東国際空港と江蘇省昆山ターミナルをヘリコプターで往復する旅客サービスを試験的に展開した。ヘリコプターは低空域を飛行し、両地の移動所要時間を大幅に短縮し、一層便利なサービスを提供している。新華社が伝えた。

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これまで江蘇省昆山市から上海浦東国際空港に向かうのに国内線を利用する場合には4時間半前に、国際線を利用する場合には5時間半前に出発する必要があったものの、ヘリコプターを利用すると、国内線を利用する場合には1時間半前に、国際線の場合には2時間前に出発すればよくなり、非常に便利になる。同路線の利用者は年間延べ2万~3万人に上ると見込まれている。


低空域を活用した旅客輸送は、低空域飛行活動による経済形態「低空経済」において重要な構成部分となっている。上海市は今後、低空域を飛行する路線のカバー面積を継続的に拡大させ、上海市と江蘇省の太倉市、蘇州市呉江区といった長江デルタエリアを結ぶ路線、上海浦東国際空港と宝山上海国際クルーズ観光リゾートなどと結ぶ市内の低空域観光路線を開設するために、政策によるサポートを強化し、「低空経済」の発展に新たな原動力を注入していく計画だ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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