<卓球>水谷隼さん「馬龍が突破口」に中国ネットで異論噴出

Record China    2024年8月8日(木) 17時0分

拡大

パリ五輪の卓球競技をめぐる元卓球選手・水谷隼さんの発言が、中国のSNS上でにわかに注目を集めている。

パリ五輪卓球競技をめぐる元卓球選手・水谷隼さんの発言が、中国のSNS上でにわかに注目を集めている。

水谷さんはパリ五輪開幕前に出演したテレビ番組で男子団体の戦いを展望した際、「(中国の)馬龍は最強の選手“でした”」「僕自身もダブルスでは結構勝ったことがある(2勝3敗)」と説明。「(馬龍の)技術は絶対に落ちてきている。動きも悪くなっている。でも頭の切れ味は変わっていない」としつつ、「今まで天敵だった馬龍から崩していく必要がある」との見方を示していた。

今月7日の卓球男子団体で日本はスウェーデンに逆転負けを喫して3位決定戦に進むことになったが、このタイミングで水谷さんの発言が大きく注目を集めることに。中国のSNS・微博(ウェイボー)では8日午後に「水谷隼:馬龍(マー・ロン)が団体戦の突破口」がトレンド1位に急浮上した。

中国のネットユーザーからは「君たちはスウェーデンにも勝てないのにどうしていつも中国のことばかりなんだ?」「中国を気にする前にまずは決勝まで勝ち上がることを考えたらどうか」「問題は日本が中国と当たるところまで勝ち上がれないこと」といった厳しい声が上がった。

また、「私は逆に馬龍が中国チームで一番安定していると思うが」「笑える。技術が一番高いのは馬龍」「馬龍の団体戦には何の懸念も覚えない」「もしどうしても(中国の)突破口を探すならやはり王楚欽(ワン・チューチン)だろう」「馬龍と樊振東(ファン・ジェンドン)はグランドスラム達成者。3人の中の突破口なら、言うまでもなく王楚欽」「3人とも強いが順番を付けるとしたらやはりそう(王楚欽が一番下に)なる」といった意見が相次いだ。

なお、8日午後5時(日本時間)から始まる卓球男子団体準決勝で中国はフランスと対戦し、勝利すればスウェーデンとの決勝、敗れれば日本との3位決定戦を戦うことになる。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携