Record China 2024年8月6日(火) 9時0分
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4日、第一財経は東京都内で7月に100人以上が熱中症で亡くなったことに触れ、酷暑の夏に高齢者が安全に生活する方法について紹介する記事を掲載した。
2024年8月4日、中国メディアの第一財経は東京都内で7月に100人以上が熱中症で亡くなったことに触れ、酷暑の夏に高齢者が安全に生活する方法について紹介する記事を掲載した。
記事は、上海市で4日に40.4度と観測史上最高の40.9度に迫る高温を記録したほか、中国東部沿岸の複数の大都市でも酷暑の天気が続いていると紹介。また、高温状態は日本など近隣諸国でも発生しており、東京23区では7月の1カ月間だけで熱中症による死者が前年同時期より28人多い123人に上り、大多数が高齢者だったとしたほか、123人中121人が屋内で死亡しており、特に高齢者にとっては炎天下の屋外だけでなく屋内でも熱中症を避けることが極めて重要だと指摘した。
その上で、中国の医師ら専門家が示した高齢者の熱中症予防ポイントについて紹介。酷暑の中での外出を控え、特に高齢者や妊婦、心臓・脳血管疾患などの慢性疾患患者は日中の外出を中止し、外出する必要がある場合は早朝や夕方を選択して短時間で切り上げるとともに、商業施設など涼しい場所で数分休憩してから行動すべきだと伝えた。また、外出時には直射日光を防ぐとともに、いつでも水分補給ができるようにスポーツドリンクや経口補水液を携帯し、屋内では必要に応じてエアコンを利用する、定期的に風を通す、屋外同様こまめに水分を補給するといった行動が必要だとした。
さらに、高齢者は夏に血圧が低くなり、突然立ち上がった際にめまいを起こす可能性があるとし、血圧降下剤を服用している人は医師に相談すべきであること、炎天下の屋外では心拍数が上がりやすくなるため、特に65歳以上の高齢者は心拍数が100を上回らないように留意することなどを紹介した。(翻訳・編集/川尻)
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