2024年7月30日、韓国メディア・韓国経済は「韓国人のせいで底をつく？日本で10年ぶりに起きたこと」と題する記事で、「日本の主食用の米の需要が10年ぶりに増加した」「韓国人をはじめとする訪日観光客が増えたためだ」と伝えた。

記事は日本メディアの記事を引用し「日本の23年7月から24年6月までの1年間の主食用の米の需要が702万トンで前の年より11万トン（1．6％）増え、10年ぶりに増加に転じた」「日本の米の需要は人口減少により毎年約10トンずつ減少してきた」と伝えている。

さらに、10年ぶりに需要が増加した原因について「麺やパンなどに比べて米の価格上昇が緩やかだったことによる代替需要と、訪日観光客の増加が影響したとみられている」とし、「訪日観光客により増えた米の消費量は3万トンほどと考えられている」と説明している。

今年1～6月に日本を訪れた外国人は計1778万人で、上半期として過去最多を記録した。

また記事は「消費の増加により米の在庫量は、統計が始まった1999年以降で最も低い水準となった。6月末時点で156万トンで、1年前より21％減少した」とし、「現在消費されている23年産米の60キロの卸売価格は平均1万5307円で、19年以来の高値となっている」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本は米がおいしい。これは確か。おかずがなくてもおいしく食べられる」「日本人は米を炊くのが本当に上手」との声が上がっている。

また「韓国は米が余って困っているのに」「余っている米を日本に輸出しよう」「北朝鮮にあげるくらいなら、日本に高値で売ってお金を稼ごうよ」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）