Record China 2024年7月30日(火) 10時0分
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パリ五輪体操男子団体で日本が中国を逆転して金メダルを獲得したことが、中国で大きな反響を呼んでいる。
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29日に行われた同種目決勝には8チームが出場。6種目にそれぞれ3人ずつ出場し、合計得点で争われた。日本とライバルの中国は同じグループで演技を行った。
日本は1種目目の床でリードするも2種目目のあん馬では橋本大輝が落下するなどし、中国に逆転を許す。3種目目のつり輪は中国が得意とする種目。日本は3人全員が安定した演技を見せたが、中国がそれを上回る高得点を出し3.133点の大きな差を付けられる。日本はこの時点で5位に後退した。
4種目目の跳馬では橋本と杉野正尭が高難度の技を決め、4位に浮上。5種目目の平行棒でも日本は3人が安定した演技で14点台後半を出し、ウクライナと米国を抜いて2位に上がる。トップの中国とはこの時点で3.267点の差。
最終種目の鉄棒で、中国の蘇煒徳(スー・ウェイダー)が2度落下するまさかのミスで11.600点にとどまる。日本は最後の橋本が14.566点を出し中国を逆転。その後、中国は張博恒(ジャン・ボーヘン)が14.733点をマークしたものの日本に届かず。日本はトータル259.594点で中国(259.062点)を上回り、金メダルを獲得した。
中国のスポーツメディア・捜狐体育はこの結果を「体操男子団体、中国が致命的なミス、日本が崖っぷちから逆転優勝」と題して伝えた。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「中国体操男子団体銀メダルをつかむ」がトレンド1位に。ネットユーザーからは「本当に許しがたい。チームメイトの演技が無駄に終わった」「2度も落下するとは本当にすごいな」「ネット暴力の加害者になりたくはないが、はあ…もういいや。寝よう」「もし落下が1回だけなら」など、蘇煒徳のミスに言及するコメントが殺到した。
ほかにも、「悔しすぎる!(金メダルの)チャンスは大きかったのに。選手たちのことを想うと胸が痛い」「…なんて言えばいいんだ」「3点以上のリードがありながら、自ら金メダルを手放すとは」「夜更かししてテレビを見て、その結果がこれとは。何も言えない」「本当に分からない。大きいリードがあったんだから手堅くいけばいいのに」「なんていうか、プレッシャーが大きいのは理解できる」「技術で負けたのではない。メンタルで負けた」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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