走行中の車が自然発火、メーカー作業員は現場で発火対応より先にロゴ外し―浙江省杭州市

Record China    2024年7月26日(金) 16時0分

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中国浙江省杭州市で24日、走行中の車が自然発火する事故が起きた。

中国浙江省杭州市で24日、走行中の車が自然発火する事故が起きた。この事故ではメーカーの作業員が現場到着後に車のロゴを取り外すなどし、これについてメーカー側は25日に謝罪した。中国メディアの毎日経済新聞が伝えた。

記事によると、走行中に火が上がったのはレンタカー会社が今年5月に購入した電気自動車(EV)メーカー・北汽新能源汽車の「極狐(アークフォックス)アルファS」で、車は配車サービス用として貸し出されていた。

事故を受けて現場に駆け付けた作業員は発火への対応より先に無断でロゴを外し、車にカバーもかけた。その後の交渉では「せいぜい賠償ぐらい」と発言したという。

メーカー側は25日に出した事故に関する文書でけが人が出なかったことやバッテリーに異常はなく、燃えた形跡がなかったことを説明し、「具体的な原因は消防当局が現在調査を行っている。結果が出たら直ちに公表する」とした。

さらに「事故処理の過程で作業員の不適切な行為があったことで所有者や極狐に関心を寄せる人々に非常に不快な思いをさせてしまった」と謝罪するとともに、同様の問題の再発防止に向けて内部管理を強化する方針を示した。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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