飛行機事件にクーデター、領海紛争…中国で東南アジア旅行人気が急落=各国旅行業者、大打撃―米誌

Record China    2014年9月6日(土) 10時8分

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2日、マレーシア航空機不明事件やタイのクーデターなどにより、中国人観光客が東南アジア旅行を避けるようになっている。写真はマレーシアのマブール島。

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2014年9月2日、米誌ブルームバーグ・ビジネス・ウィークによると、マレーシア航空機不明事件やタイのクーデターなどにより、中国人観光客が東南アジア旅行を避けるようになっている。

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シンガポール、マレーシア、タイの東南アジア旅行は中国人観光客に人気のツアーだったが、今年になって人気が急落。今年上半期の中国人旅行客数は前年同期比で約30%の減少となった。東南アジアの旅行業は数百万人を雇用する一大産業。中国人観光客の減少は大きな脅威となる。

中国の大手旅行予約サイトでは3割引のキャンペーンを始めたが、それでも客が集まらない。マレーシア航空機不明事件、フィリピン・ベトナムとの海洋領土紛争、タイのクーデターなどで東南アジアのイメージが悪化したことが要因となった。

唯一の例外はインドネシア。バリ島が人気で上半期の中国人旅行客数は前年同期比22%増と急成長している。インドネシア政府も中国人旅行客誘致に積極的で中国語サイトを解説するなど宣伝に力を入れている。(翻訳・編集/KT)

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