中国人観光客?奈良のシカを蹴る男性の動画が物議=中国ネット「中国人の根拠は?」「明らかに…」

Record China    2024年7月23日(火) 14時0分

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奈良県で男性がシカを蹴る動画が物議を醸している件について、中国のSNS上では当事者の国籍について議論が巻き起こっている。

奈良県で男性がシカを蹴る動画が物議を醸している件について、中国のSNS上では当事者の国籍について議論が巻き起こっている。

問題の動画では、奈良公園近くの路上で外国人観光客らがシカと戯れ、写真撮影をしていたところ、歩いてきた男性がシカを2回蹴り、手でたたいて通り過ぎていく様子が映っている。

大元のYouTubeの動画では男性は外国人だったとされており、X(旧ツイッター)では男性が「中国人(観光客)」であるとして動画が拡散。一方で、中にはこうした見方に懐疑的な意見も見られる。

その理由として挙げられているのは、当事者の男性が日本語とみられる言葉を発していたこと、日本のデニムブランドのTシャツを着ていたこと、リュックサックなどの荷物を持っておらず軽装であること、旅行者としては不自然なキーチェーンを付けていたことなど。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で520万超のフォロワーを持つブロガーが、騒動と共にこうした声をまとめて紹介すると、中国のネットユーザーからは「このキーチェーンの付け方は明らかに日本人だろう」「われわれ外国人はシカを見るために奈良に行くんだよ?蹴るなんてことはしない」「(男性は)見るからにシカにうんざりしている現地人。観光客ではない」といった声が上がった。

また、「日本のXを見てきたが、(当事者が中国人ということに対する)疑問の声は多くないようだ。また訳の分からない罪を背負わされた」「そもそも中国人と断定した根拠は何なの?」「コロナが去って、また中国人観光客に罪を着せるようになったんだな」「この前は『中国人女性がシカの背中に座ってる』なんてデマ写真もあったな(実際はしゃがんでいるだけで角度の問題で背中に座っているように見えるだけ)」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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