韓国がチェコ原発建設事業で優先交渉権、15年ぶりの快挙=韓国ネット「激安だからでは…」

Record China    2024年7月22日(月) 7時0分

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18日、韓国・MBCニュースは「チェコの原発建設事業で、“チームコリア”が優先交渉権を獲得した」と伝えた。

2024年7月18日、韓国・MBCニュースは「チェコの原発建設事業で、“チームコリア”が優先交渉権を獲得した」と伝えた。原発輸出は09年のアラブ首長国連邦(UAE)以来15年ぶりで、欧州へは初進出となる。

記事によると、ドコバニ原発の2基新設工事の競争入札で、韓国水力電子力が主軸の“チームコリア”がフランス電力に競り勝ち、優先交渉権を得た。予想事業費は約24兆ウォン(約2兆7215億円)で、原発輸出としては過去最高額となる。36年の稼働を目標に、1000メガワット級の大型原発の設計、建設、核燃料まで全て請け負う。最終契約は来年3月の予定で、早ければ29年の着工となるという。

記事は「これを足がかりに欧州原発市場進出の可能性も高まった」と評している。政府は、チェコ・テメリン原発の2基新設工事についても受注の可能性が高いとみているという。

ただ、現地メディアは「韓国はダンピングに近い拒絶できない価格を提示した」などとも伝えているという。また、受注金額の60%は現地企業の参与と現地労働力の優先雇用という条件もあり、十分な収益性が担保されるのかとの声も上がっているという。韓国政府は「技術力と事業管理能力に基盤する価格競争力であり、ダンピングではない」としている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「フランスの価格の半分で落札したダンピング」「価格ダンピングで原発を売って、韓国に何が残る?」「チェコ人の優先採用、フランスの提示価格の半分以下、中国よりも安い価格の受注と、基本的な問題点が多い。この件はもっと正確に見る必要があると思う」「受注内容について、特集を組んで追及すべきじゃないか」「競争力?激安だからなだけでしょ」「国民を馬鹿にしてるのか?何の利得もない受注だよ」など、冷ややかなコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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