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2024年7月19日、韓国・ソウル新聞は「数カ月前から物議を醸している“旭日旗ベンツ”の持ち主が、今度は車体に貼ってあった旭日旗のステッカーを市民に破られたと警察に通報した」と報じた。

記事によると、今月18日、SNS上に“旭日旗ベンツ”を撮影した写真と共に「車の持ち主の女性が、車に貼られたステッカーを破いた人を警察に通報した」「女性はゴミ収集車が通る道にいつも違法駐車をしていて、マンションの住民らが迷惑していた」と、目撃者による書き込みが投稿された。これには「日本に移住すれば歓迎されるだろうに、他人に迷惑をかけず日本へ行け」「注目されてうれしいんだろうな」などのコメントが付いている。

車体や窓に旭日旗を貼った、いわゆる“旭日旗ベンツ”は、4月頃から目撃談が相次いでおり、仁川（インチョン）市西区のマンション周辺に駐車されていることが多いという。今月9日には、京釜高速道路で目撃されている。

記事は「旭日旗は日本が第2次世界大戦などアジア諸国を侵略する際に使用した軍旗で、日本の軍国主義、帝国主義を象徴する」「最近、韓国内では旭日旗をマンションに掲げた事例などもあり、これを処罰する法案も発議されている」と説明している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「まともな神経ならこんなことをして生活できない。一体 何者なんだ？」「きっと売国奴の子孫の家なんだろう」「どうせならレクサスに貼りなよ」「日本へ行け！」「韓国で旭日旗を掲げてかっ歩するような人間には高額の罰金を課すべきだ」「最低の品性。自分は日本のアニメが好きだし、愛用する日本製品もあるけど、民族の自尊心は守るし、日本が戦争犯罪を行った歴史は忘れていない」「持ち主が何者なのか調べて、店や会社で働いているなら不買運動や税務署に通報するとか、ペナルティーを与えないと」など、怒りの声が殺到している。

一方で、「韓国は共産国家か？個人が何をしようと自由。他人に迷惑をかけなければいいのでは？」「かつては日本の植民地だったが、今は友好国。旗を貼っていたら処罰の理由になるなんておかしい」「個人の表現の自由の侵害だ」などのコメントも上がっている。（翻訳・編集/麻江）