かつて「偽物共和国」と呼ばれた韓国、自国製品の競争力低下を中国のパクリ技術に責任転嫁―中国紙

Record China    2014年9月3日(水) 14時59分

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3日、環球時報は、韓国の対中輸出が4カ月連続で前年割れする一方で、中国製品の競争力が向上していることについて、「韓国メディアは自国製品の競争力が低下した責任を中国のパクリ技術になすりつけている」と報じた。写真はパリの街並みを模倣した杭州の住宅地。

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2014年9月3日、中国紙・環球時報は、韓国の対中輸出が4カ月連続で前年割れする一方で、中国製品の競争力が向上していることについて、「韓国メディアは自国製品の競争力が低下した責任を中国のパクリ技術になすりつけている」と報じた。

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韓国紙・朝鮮日報は、韓国産業通商資源部からの情報として、韓国の8月の対中輸出が前年同月比3.8%減少し、今年5月から4カ月連続で、前年同月を下回ったと報じた。

中国は輸出中心の成長方式から内需産業育成へと転換を図り、加工貿易の割合を引き下げている。韓国の対中輸出は、中国に部品・素材などの中間財や半製品を輸出し、加工した上で欧米などに再輸出する加工貿易が主体であり、専門家はこうしたモデルが限界に達しているとみている。

2日付の韓国紙・東亜日報は、中国は「パクリ天国」だとした上で、北京など大都市の「模倣品マーケット」は外国人観光客にもその名が知れ渡っていると指摘。「中国の模倣品の種類は想像をはるかに超えている。ルイ・ヴィトンやプラダなどの高級ブランドはもとより、お酒や豆、ミルクに至るまで、人間以外なら何でも作ってしまうレベルだ」と報じた。

韓国も10年前までは悪名高き「偽物共和国」だった。サムスン電子は1970〜80年代に「日本に学べ」戦略を掲げ、ソニー製品などを模倣することで技術と資金を蓄積してきた。一時期、サムスンは日本のブランドと勘違いする外国人もいたほどだ。韓国メディアは、中国が模倣を通じて技術力を高め、将来的に中国の正規製品が韓国製品に取って代わることに懸念を抱いている。

韓国経済に詳しい専門家は、韓国の対中輸出が減少している背景の一つに、韓国製品自身のクリエイティブ不足があると指摘している。(翻訳・編集/NY)

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