米朝接近で韓国へのプレッシャー増す?9月の朝鮮半島情勢に変化ありとの見方―韓国紙

Record China    2014年9月2日(火) 4時38分

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1日、韓国・中央日報によると、北朝鮮外相が9月中旬の国連総会に合わせ訪米することに先立ち、韓国の国家安保室長も9月初めに訪米する。写真はピョンヤン。

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2014年9月1日、韓国・中央日報によると、北朝鮮の李洙●(リ・スヨン、●は土へんに庸)外相が9月中旬の国連総会に合わせ訪米することに先立ち、韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長も9月初めに訪米する。一部では9月に朝鮮半島情勢に何らかの変化があるとの見方が出ている。中国新聞社が伝えた。

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北朝鮮の外相による訪米は15年ぶり。韓国・金室長の訪米日程は具体的に明らかになっていないが、早ければ9月8日前後と見られている。金室長はスーザン・ライス米大統領補佐官と面談する予定。

韓国政府関係者は金室長の訪米を「定例協議の一環」としているが、時期的には北朝鮮外相の訪米と一致。米朝および日朝間のこれまでにない動きから、外交関係者の間では9月に朝鮮半島情勢に動きがあるのではとの分析がなされている。北朝鮮は韓国との直接対話を無視しているが、米国に対しては明らかに接近姿勢だ。米国も8月30日に平壌で開催された国際プロレス大会に自国民の訪朝を認めた。

韓国の孤立を危ぶむ声に対して韓国政府関係者は、「米国と事前協議しているので心配はしていない」と主張。ただし韓国側は朴槿恵(パク・クネ)政権の掲げる「朝鮮半島の信頼プロセス」(北朝鮮・韓国間の信頼構築プロジェクト)を迅速に進めなくてはならない、というプレッシャーをこれまで以上に負うこととなった。(翻訳・編集/YM)

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