汚染、喫煙、交通事故、肥満…中国で年に470万人も亡くなっている―仏メディア

Record China    2014年9月1日(月) 15時55分

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29日、中国では汚染や喫煙、交通事故、肥満などで年間470万人が死亡している。その経済的損失は数十億ドルにも上る。写真は中国の大気汚染。

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2014年8月29日、AFP通信によると、中国で汚染や喫煙、交通事故、肥満などで年間470万人が死亡している。その経済的損失は数十億ドル(=数千億円)にも上る。30日付で環球時報が伝えた。

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英医学誌ランセットに掲載された論文によると、中国は衛生面でも大きな進歩を遂げ、1950年代には40歳だった寿命も、2011年には76歳にまで向上し、多くの伝染病の根絶・抑制に成功している。しかし、その一方で、汚染や喫煙、交通事故といった生活スタイルに関連する死因・疾病が以前より深刻になっている。

大気汚染では年間100万人が炭などの固形燃料から出る煤塵で死亡しているほか、120万人が屋外の粒子状物質の影響で亡くなっている。喫煙では年140万人が死亡し、経済的損失は410億元(約6970億円)。事故による死者は年80万人余りだが、その多くは交通事故だ。

肥満が原因で死亡する人は年36万3000人に上る。心臓病や糖尿病など多くの疾病の原因となる肥満は、2003年には210億元(約3570億円)の経済的損失を生んだ。(翻訳・編集/岡田)

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