2014年8月30日、香港・中国評論通訊社は記事「中国人観光客は日韓両国の“福の神”に」を掲載した。

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厳冬が続く日中関係。世論調査では相手国への親近感も過去最低の数字を記録している。だがこうした対立も中国人観光客の日本旅行熱を冷ますものではないようだ。日本政府の統計によると、今年1〜7月に日本を訪問した中国本土観光客は129万人。前年同期比90．8％増と大きく伸びた。隔月の訪問客数も11カ月連続でのプラス成長となった。

中国本土観光客の恩恵を預かっているのは日本だけではない。今年1〜7月に韓国を訪問した中国本土観光客は336万人。前年同期比45．8％増と好調だ。

今や中国は世界最大の海外旅行客送り出し国となっている。2013年の旅行客数はのべ9819万人。世界経済に貢献し、国内旅行市場の改革・発展にもつながるとして、中国政府は海外旅行を奨励している。（翻訳・編集/KT）