中国では贈り物は芸術、人間関係の潤滑油、固辞されても本心ではない場合も―米紙

Record China    2014年9月2日(火) 17時24分

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28日、ニューヨーク・タイムズは「中国における贈り物は芸術」と題した記事を掲載した。

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2014年8月28日、ニューヨーク・タイムズは「中国における贈り物は芸術」と題した記事を掲載した。29日付で環球時報が伝えた。

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米国人も中国人も「贈り物は友情とビジネスに欠かせないものであり、特別で実用的な意義を持つ。贈られる品物の値段に価値があるのではなく、それに込められた心に価値がある」と考えている。

だが、実際に私が中国の友人からプレゼントされた物は、非常に珍しいものや高価なものばかりだった。「どんな時にどんな物を贈るか」は中国のビジネスで重要なポイントだ。初めて会う人には必ず贈り物を用意する。それは地方の特産品のような手軽なものがいい。相手が受け取りを固辞したら、それが本心なのか礼儀上のやりとりなのかを見極める必要がある。断固として拒否する中国人は少ないが、中国政府の汚職撲滅キャンペーンにより、躊躇(ちゅうちょ)する役人が増えていることも確かだ。

私は米国に帰るたびに、中国人に贈るための手土産を探し回る。彼らが喜びそうな「ちょっとしたプレゼント」を探すのだ。その際には、これまでに誰に何を贈ったかを記載したリストが欠かせない。中国であまりにも多くの人に贈り物をしたので、品物が重複しないようにするためだ。

こうして中国の人たちと頻繁に贈り物をし合ったおかげで、とても素晴らしいものが手に入ることもある。でも、一番うれしいのは、私と同じように贈り物をすることを楽しんでいる中国の友人に出会うことなのだ。(翻訳・編集/本郷)

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