意外?訪韓外国人観光客の間で人気急上昇中のグルメとは=韓国ネット「ようやく世界が気づいた」

Record Korea    2024年5月30日(木) 15時0分

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30日、韓国メディア・韓国経済は「訪韓外国人観光客の間で意外な料理が人気を博している」と伝えた。

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2024年5月30日、韓国メディア・韓国経済は「訪韓外国人観光客の間で意外な料理が人気を博している」と伝えた。

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記事によると、ソウルの弘大など外国人の流動人口が多い地域を中心に「クッパ(ごはんとスープを組み合わせた韓国の定番伝統料理)」が人気を博している。記事は「外国人観光客の需要回復と観光客の多国籍化、韓流の影響により韓国料理が第2の全盛期を迎えており、定番人気メニューのビビンバやプルコギだけにとどまらず、最近はクッパなども新たに注目されている」と説明している。

クッパ

弘大のあるクッパ専門店は、お昼時は行列ができるほどの人気で、客の約半分が外国人観光客だという。そのためメニューや券売機は全て外国語対応となっている。弘大の別のクッパ専門店のスタッフも「コロナ禍後、外国人観光客が明らかに増えた」とし、「夕食時はいつも行列ができるので、店に英語のウェイティングリストとメニューを置いている」と話したという。

クッパの人気の理由について、記事は「メディアで取り上げられる機会が増えた影響」と指摘している。昨年12月には、米紙ニューヨーク・タイムズが発表した「今年のニューヨーク最高の料理8選」の1つに、コリアンタウンにある韓国料理店「オクドンシク」のクッパが選ばれた。ニューヨーク市内の約3万4000店の中から選ばれたもので、「毎日食べても飽きない味」と評価されたという。

チョン・ランス漢陽大観光学部教授は「外国人観光客の韓国旅行トレンドは『個別観光』と『SNS中心』といえる。最近の外国人観光客は個別観光がほとんどで、SNSで情報を集めて自分で計画を立てるため、さまざまなグルメや、経験中心の文化が散発的に流行しやすい環境」と説明した。

また、北米圏を中心に、クッパの主材料である白米に対し「健康的な炭水化物」という肯定的な認識が広まっているとの分析もある。韓国の食品大手、CJ第一製糖が輸出するパックご飯の昨年の売上高は前年比20.6%増の1600億ウォン(約182億円)を記録した。21年と比べると約2倍に増えたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国を代表する料理はビビンバやトッポギよりクッパやチゲ」「クッパとカクテキの味を知ったら、もう韓国料理から離れられないよ。定期的に無性に食べたくなる」「ようやく世界が韓国料理の本当の魅力に気づいたようだ」「韓国料理は世界に通用する」などの声が寄せられている。

その他「意外。たしかにおいしいけど地味じゃない?」「あ~あ、またクッパの値段が上がるのか」「クッパはもう庶民の食べものでなくなった」「クッパ専門店がこぞって値上げしそう」「最近はどこへ行っても外国人だらけ。ぼったくろうなんて考えは捨てて親切に接客し、帰国してからも思い出してもらえるような心のこもったサービスを提供してほしい」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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