韓国陸軍でまた訓練中に兵士が死亡=韓国ネット「そんなに厳しい訓練を?」「子どもたちを死なせないで」

Record Korea    2024年5月28日(火) 21時0分

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27日、韓国・ソウル新聞は「陸軍の訓練兵が軍紀訓練中に倒れて病院に搬送され、2日後に死亡していたことが分かった」と伝えた。資料写真。

2024年5月27日、韓国・ソウル新聞は「陸軍の訓練兵が軍紀訓練中に倒れて病院に搬送され、2日後に死亡していたことが分かった」と伝えた。

韓国陸軍によると、江原道麟蹄郡にある部隊で23日午後5時20分ごろ、軍紀訓練を受けていた訓練兵が倒れ、民間病院に搬送された。同兵士は治療を受けたが、その後容態が悪化して25日午後に死亡が確認された。当時6人の訓練兵が一緒に軍紀訓練を受けていたという。

軍紀訓練とは、軍の綱紀粛正を目的に指揮官が規定に基づいて兵士に指示する体力鍛練と精神修養のことをいう。「軍人の地位および服務に関する基本法施行令」によると、軍紀訓練は人権侵害の余地があってはならず、1日2時間以内で実施し、1時間を超える場合は途中で休憩を与えなければならない。

陸軍は警察と共に、訓練が規定通りに行われたかなど、事故の原因や経緯を詳しく調べている。陸軍関係者は「遺族に心よりお悔やみ申し上げる」とし、「遺族にとって必要なさまざまな事項を、誠意を持って積極的に支援していく」と話したという。

韓国陸軍では21日にも、親兵教育隊で訓練中に手榴弾が爆発し、訓練兵1人が死亡する事故が発生していた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「病院に運ばれるほど厳しい訓練をしたのか?。しっかり調査するべき」「生まれつき体の弱い人がいる。無理にやらせてはならない」「人を死なせておいて、お悔やみを申し上げるだけ?。自殺や休暇中の交通事故でもあるまいし。きちんと謝罪するべき」「兵役中に死ぬ人は多く、一番つらいのは遺族だ。軍隊は誰かが責任をとって変化していく、そんな集団ではない。今からでもシステムを変え、少数精鋭のシステムを導入するべき」「一体何をしているのか。誰かの大事な息子を強制的に徴集し、雑に扱って悲劇を生み出す韓国国防部」「お願いだから軍隊で子どもたちを死なせないでほしい。事故やいじめなどから守り、大切に育ててきた息子をなぜ軍隊にいる殺人者の元へ送り出さなければならないのか」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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