2014年8月29日、環球時報（電子版）は韓国メディアの報道を引用し、韓国の小中学生では、高学年になればなるほど北朝鮮との統一に否定的だと伝えた。

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韓国・中央日報は28日、韓国統一部と教育部が発表したデータを紹介し、「韓国の小中学校200校、11万6000人の生徒に対し調査を実施。結果、小学生5人中1人の割合で『北朝鮮との統一は必要ない』との見方があった。学年が上がれば上がるほどこの傾向は強い」と報じた。小中高の生徒で見ると、「統一が必要」と答えた小学生は71％で、中学生は54．3％、高校生が47．8％だった。

生徒が統一に否定的なのは、統一により経済的な負担が増し、社会の混乱が起きるのではとの懸念があるからだという。半数以上の生徒が「北朝鮮は再び戦争を起こす可能性が高い」と見ている。

韓国のこの現状について、「高校受験や大学受験に朝鮮半島統一に関する問題が出題されていないため、生徒も教師も同問題を重視していない」との分析もあり、韓国の教育部は、高校受験や大学受験終了後に、半島統一に関する教育を行う計画を明らかにしている。（翻訳・編集/内山）