台中市に山手線を!市長選候補者の発言が波紋―台湾

Record China    2014年8月29日(金) 13時14分

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28日、台湾紙・中国時報は記事「台中の幸福は日本の経験をパクって成し遂げられるだろうか?」を掲載した。11月末に予定されている台中市長選候補者の発言が話題となった。写真は山手線。

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2014年8月28日、台湾紙・中国時報は記事「台中の幸福は日本の経験をパクって成し遂げられるだろうか?」を掲載した。

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11月29日、台湾の統一地方選挙が行われる。2016年初頭の総統選の行方を占う重要な選挙となるだけに、各候補者は早くも積極的な活動を繰り広げているが、台中市長選の候補者の発言が注目を集めている。

立候補を表明している林佳龍(リン・ジアロン)氏は野党・民進党所属の立法委員(国会議員に相当)。「大台中の日の出、幸福の山手線」をスローガンとしている。台北市では捷運(MRT、地下鉄など軌道交通システム)の建設が続いているが、林氏はさらに新路線を追加し、環状線と東西線を組み合わせることで、漢字の「日」の形の捷運網を建設する公約を唱えた。

これに反発したのが中国時報。中国人観光客の誘致が進まなければ主要観光地と空港を結ぶ捷運網は無駄になるが、林氏は市長当選後に民進党の方針に反して誘致推進に踏み切れるのか、環状線を日本の山手線になぞらえる必要はあるのかと反論した。(翻訳・編集/KT)

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