劇場版「ユーリ!!!on ICE」が制作中止、7年待った中国ファン落胆

Record China    2024年4月22日(月) 16時0分

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19日、「ユーリ!!!on ICE 劇場版:ICE ADOLESCENCE」の制作中止が発表され、中国のファンから落胆の声が相次いでいる。

2024年4月19日、「ユーリ!!! on ICE 劇場版:ICE ADOLESCENCE」の制作中止が発表され、中国のファンから落胆の声が相次いでいる。

「ユーリ!!!on ICE」は、久保ミツロウ氏と山本沙代氏の原案による本格フィギュアスケートアニメ。主人公の勝生勇利が、日本中の期待を背負って出場したグランプリファイナルで惨敗し、九州の実家に引きこもりはじめる。そこに突如現れて勇利のコーチを名乗り出た世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフとロシアの下剋上スケーターのユーリ・プリセツキーらとともにグランプリファイナル優勝を目指す物語だ。

今月19日、そんな「ユーリ!!!on ICE」のX(旧ツイッター)公式アカウントと劇場版の公式サイトが「ユーリ!!!on ICE 劇場版:ICE ADOLESCENCE」の制作中止を発表。同サイトは、「お待たせしてしまっていた何年もの間、変わらぬ声援を送ってくださった皆様のご期待に応えることができず、誠に申し訳ございません」と謝罪した上で、「本作品を製作委員会・スタッフ一同で作り上げ、皆様のもとに届けるべく、度重なる協議や調整を続けてまいりましたが、諸般の事情により製作を断念せざるを得ないという判断に至りました」(原文ママ)と説明した。

同作品は、17年4月に劇場版の制作が発表され、当初は19年に公開予定だった。しかし、同年9月に作品内容のスケールアップを理由に公開延期が告知されていた。

この制作中止決定のニュースを、中国のSNS・微博(ウェイボー)で580万超のフォロワーを持つアニメ情報アカウントが紹介すると、「とても良い作品だったのに残念」「心が痛い。実はまだ少し期待していたのに…」「高校生から社会人になるまで待ったのに、ついに中止になってしまった」「このようなニュースを聞いて本当に心が張り裂けそう」「長い間持ち続けた精神的な負担がついに終わりを迎えた」「こんなに何年も待たせて、中止って言ったらもう中止なの?」などと、7年越しの期待を裏切られ、残念とのコメントが寄せられた。

また、「こんなにも時間がかかったのに結局中止?一体なぜ?」「どうして?どうすれば中止になるの?」「ずっと待っていたのになぜ?制作会社が倒産したの?」などと、明らかにされていない制作中止の原因について言及するコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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