2014年8月25日、ジャッキー・チェンの長男が大麻使用で逮捕されるなど、中国の違法薬物使用の実情に関心が集まっている。これに関連し、シンガポール華字メディア・聯合早報網は、中国の違法薬物使用は35歳以下の若者層が最も深刻だと報じた。

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中国公安部のデータによると、今年4月現在、記録されている全国の違法薬物吸引摘発者は258万人で、35歳以下の若者が75％を占めた。さらに、違法薬物に手を染めた女性の8割は性の売買を行っており、中国のエイズ患者の19．3％は注射器で違法薬物を使用したことが原因で感染している。

違法薬物は経済にも大きな影響を及ぼし、中国では毎年、違法薬物の使用による経済損失が間接的な損失も含めると1兆元（約17兆円）を超える。（翻訳・編集/内山）