Record Korea 2024年4月10日(水) 10時0分
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9日、韓国メディア・毎日経済は「日本の財団が主要6カ国の若者を対象に実施した意識調査の結果、韓国では自分の国の将来について『良くなる』と答えた割合が約41%に達した」と伝えた。資料写真。
2024年4月9日、韓国メディア・毎日経済は「日本の財団が主要6カ国の若者を対象に実施した意識調査の結果、韓国では自分の国の将来について『良くなる』と答えた割合が約41%に達した」と伝えた。日本は15%で6カ国中、最下位だった。
調査は公益財団法人「日本財団」が2月22~3月5日にインターネット上で行ったもので、記事は毎日新聞の報道を引用して報じている。対象となったのは日本、韓国、米国、英国、中国、インドの若者(17~19歳)の男女各1000人。自国の未来について「良くなる」と答えた割合は中国が85.0%で最も高く、インド78.3%、韓国41.4%、米国26.3%、英国24.6%、日本15.3%だった。
韓国の若者の回答は、「良くなる」が最も多く、次いで「悪くなる」が31.5%、「どうなるか分からない」が17.5%、「変わらない」が9.9%となっている。日本の若者は「どうなるか分からない」が31.5%で最も多く、「悪くなる」が29.6%、「変わらない」が23.6%と続いた。
また、「自分は他人から必要とされている」「自分には人に誇れる個性がある」との質問に「同意」と回答した割合は中国が約85%で最も高く、日本は53~56%にとどまり最下位という結果になった。韓国は65~70%だった。
「自分の国の重要な課題」を三つまで選択する質問では、韓国と日本の若者は共に「少子化」(日本47.6%、韓国51.0%)、「高齢化」(日本39.3%、韓国38.4%)、「経済成長」(日本25.2%、韓国23.6%)がトップ3となった。中国の1~3位は「教育の質」「高齢化」「経済成長」だったという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「41%にもなるなんて、一番うれしいニュースだね」「ポジティブなマインドを持とう」など、好意的なコメントも寄せられているが、多くのコメントは「20~30代がこの国に未来があると信じてる?。うそをつくなよ」「出生率が最悪の韓国で、これから訪れる未来が若者にとって良いものであるはずがない」「人口が激減しているのに未来は明るいと思っている?。おかしいな」「消費人口が激減し、今後も減っていく。内需の低迷。消費する人がいなくなる未来を楽観視するなんて、どういう考えなのか」「今が最悪でこれ以上悪くならないから良くなると答えたのでは。北朝鮮で同じ調査をしたら、きっと『良くなる』が一番多いだろう」など、否定的な内容となっている。(翻訳・編集/麻江)
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