中国人夫婦がアフリカで強盗被害、パスポートを取り返そうとした夫が撃たれ死亡―中国メディア

Record China    2024年4月4日(木) 21時0分

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3日、都市快報は、アフリカのコンゴ民主共和国で中国人夫婦が車上で強盗に遭遇し、夫が射殺される事件が発生したと報じた。

2024年4月3日、中国メディアの都市快報は、アフリカのコンゴ民主共和国で中国人夫婦が車上で強盗に遭遇し、夫が射殺される事件が発生したと報じた。

記事は、ネット上の現地中国人コミュニティーで「4月1日にカタンガ州の車上で中国人夫婦が強盗に襲われた。運転手は車を止めて逃げ出し、ドアにロックが掛かっていなかったために強盗が車内に入って中国人夫婦のカバンを強奪した。夫が強盗からカバンの中のパスポートを取り返そうとすると、興奮した強盗によって銃で数発撃たれた」との情報が出回ったと紹介した。

その上で、同州ルブンバシの市長が、現地時間1日午前に現地の道路上で中国人1人が待ち伏せ襲撃に遭って死亡したことを明らかにし「武装者が路上で中国人の乗る車両を遮った後、近距離からその頭部と腹部を銃で撃って殺害した。死亡した中国人は同国南部のリカシ在住で、通勤途中だった」とコメントしたことを伝えている。

また、現地の中国大使館関係者が、2日にコンゴ民主共和国内務省から連絡があったことを明かす一方で詳細については「コメントできない」とし、遺族にはすでに連絡を取ったことを明らかにしたと紹介した。

記事は、同国は鉱産資源が豊富である一方で地方の武装勢力が抗争を繰り広げており、治安は非常に悪いと指摘。特に東部では治安が悪化し続けており、首都キンシャサとその周辺の州でも情勢が不安定だと紹介した。そして、現地在住中国人の話として、現地ではしばしば中国人を狙った強盗、誘拐事件も発生しており、中国人商人の多くがボディーガードを雇っているとした上で、2022年6月には南部リュアラバ州で中国系夫婦が重大な強盗殺人事件に巻き込まれて銃撃を受け死亡したと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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