新疆地区の砂漠化深刻、全国水土流失面積の1/3占める―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年6月29日(金) 21時46分

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2007年6月29日、全国で「水土保持法」が施行されて16周年のこの日、新疆ウイグル自治区水利庁は同自治区の水土流失面積が全国の水土流失面積の1/3を占めると発表した。

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2007年6月29日、中国で「水土保持法」が施行されて16周年のこの日、新疆ウイグル自治区水利庁は全国水土流失面積の1/3を同自治区が占めると発表した。

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全国リモート・センシング調査によると、新疆ウイグル自治区の水土流失面積は103万平方キロメートルで全国の水土流失面積の1/3を占めるという。同自治区にある7万平方キロメートルのオアシスのうち、2万平方キロメートルで水土流失が確認されている。

新疆ウイグル自治区の87の市や県のうち、80の市や県で土地面積の2/3で砂漠化がみとめられ、1200万人以上に影響が出ている。同自治区の砂漠化は毎年350平方キロメートルの速度で拡大、自治区にあるダムの水がめの1/3が泥土で埋まっている。

しかしながら、水土流失を食い止める土地の整備も進んでおり、2005年末までに7400平方キロメートル以上の土地で流失防止対策が完了した。第2回、第3回リモート・センシング調査もすでに完了。さらに詳しい分析をすすめ、今後の流失防止に役立てたいとしている。(翻訳・編集/本郷智子)

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