外国人が日本で部屋を借りるのはなぜ難しい?―華字メディア

Record China    2024年3月11日(月) 21時0分

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華字メディアの中文導報網は8日、日本留学経験者が記した「外国人が日本で部屋を借りるのはなぜ難しいのか」との文章を掲載した。資料写真。

華字メディアの中文導報網は8日、日本留学経験者が記した「外国人が日本で部屋を借りるのはなぜ難しいのか」との文章を掲載した。

文章は「中国では1980年代後期から日本留学ブームが巻き起こった」と述べて、22年5月1日現在の日本の外国人留学生数23万1146人のうち中国人は半数近い10万3882人を占めたと紹介。中国からの留学生は日本の賃貸市場に非常に大きな需要をもたらしているとした上で、「だが多くの中国人留学生は日本に着いてから部屋を借りるのが困難なことに気付く。日本では中国と違って部屋を借りる時は通常、保証人が必要だ」と伝えた。

そして、外国人が保証人を立てることの難しさなどに触れ、「留学の先輩として、家主が外国人の入居に抵抗感を持つのには次の理由があるのではないかと考える」と述べて言葉と行動ルールの問題、毎月の支払いがきちんとされるかへの不安に言及。「言葉」については「業者や家主にとってトラブル発生は頭の痛い問題だ」とし、「トラブルを起こしたくなくても言葉で交流ができず、日本の文化が分からない場合、トラブルが起きてしまうことはある。そして、ひとたび事故やトラブルが発生すると、まず心配されるのが日本語が通じず問題が解決できないことだ」と説明した。

この他、「借り手が日本人ならほとんどの場合、家族が日本に住んでおり、緊急連絡先を聞くことができるが、多くの外国人の場合、知人や家族などの連絡先を知ることは困難だ」とし、「こうした状況からもちろん100%ではないが、多くの家主は日本の賃貸市場と法規についてより理解している日本人に貸したいと考える」と述べて、今春に留学生活をスタートさせる人らに向けたアドバイスを記している。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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