2014年8月20日、環球時報によると、米CNNは19日、陝西省西安市長安区の離婚規制騒動について報じた。

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陝西省西安市長安区では2012年3月から離婚手続きは1日15件までと規制している。書類をそろえてやってきても、枠が埋まっていれば日を改めて申請するしかない。離婚を希望する夫妻がこの状況をメディアに訴え、中国全土で話題となっている。行政の怠慢だと批判する声もある一方で、離婚手続きをする前に頭を冷やす時間ができていいのではと歓迎する声もあるようだ。

近年、中国の離婚件数は急増している。2013年の離婚数は350万件を超え、前年比10％超と大きく増えた。一説には不動産取得規制を回避するための「ニセ離婚」が増加の背景になっている。

そうした中で離婚規制をしている長安区では2012年、2013年と2年連続で離婚件数が減少している。同区担当者は規制を神聖なる婚姻を守るための努力だと主張している。（翻訳・編集/KT）