仏RFIの中国語版サイトは3日、2014年に消息を絶ったマレーシア航空370便の捜索が再開される見通しだと報じた。

乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空370便は、14年3月8日にマレーシアのクアラルンプールから中国の北京に向かう途中で消息を絶った。航空史上最大規模とも言われる捜索が行われ、機体の一部がアフリカ沿岸やインド洋で見つかったが、原因が特定されないまま捜索は打ち切られた。

記事によると、行方が分からなくなっている乗客の家族と支援者ら約500人が3日、クアラルンプール近郊で行われた追悼イベントに参加し、239本のろうそくに火を灯した。

イベントに出席したマレーシアのローク運輸相は、過去に捜索に当たった米海底探査会社オーシャン・インフィニティから捜索の提案を受けているとし、「政府は捜索にコミットしており、捜索を続ける必要がある」と述べた。（翻訳・編集/柳川）