男性がランボルギーニで農村に帰省も単独事故、その裏には感動の物語があった―中国メディア

Record China    2024年2月18日(日) 20時0分

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16日、成都商報は、四川省に住む男性が高級車のランボルギーニで帰省したところ事故を起こして車が破損したと報じた。

男性がランボルギーニで農村に帰省も単独事故、その裏には感動の物語があった―中国メディア

2024年2月16日、成都商報は、四川省に住む男性が高級車のランボルギーニで帰省したところ事故を起こして車が破損したと報じた。

記事は、中国のネット上でこのほど「四川省宜賓市の男性がランボルギーニで故郷の村に帰ったところ、事故を起こして廃車になった」との情報が拡散して注目を集めたと紹介。拡散した動画では、農村の道路で白いランボルギーニが路肩の石にぶつかって破損し、激しく脱輪している様子が映っていたと伝えた。

そして、同市当局に事故について確認したところ「2月11日に同市内の農村で発生した単独事故で、羅(ルオ)という現地住民が運転していた」との情報が得られたとしている。

また、事故車を所有していた人物は事故当時の運転手ではない28歳の石(シー)さんという男性であることが判明し、15日に石さんに話を聞いたところ意外な事実が明らかになったことを紹介した。

石さんは幼いころに誘拐されて四川省外に売り飛ばされ、昨年になってようやく同市に住む実の両親を探し当てることに成功。今年の春節(旧正月)は、本当の実家で実の家族と初めて過ごす春節だった。雲南省のシーサンパンナで商売をしている石さんは昨年7月に70万元(約1470万円)あまりを払ってランボルギーニを購入し、春節の里帰りにも乗って帰ってきた。

農村に突然姿を現したランボルギーニに親戚一同は興味津々。ぜひ乗ってみたい、運転してみたいということになり、春節2日目の今月11日に実の兄である羅さんにハンドルを握らせて買い物と給油に出かけたところ、路上の障害物を踏んだ際にハンドル操作を誤って路肩の石に衝突してしまったという。

記事は、石さんが「兄は運転に慣れていなかったようだ」と語るとともに、ネット上で物議を醸していることについて気にしない様子を見せるだけでなく、自らのSNSコミュニティで「うっかり有名人になっちゃったよ」などと冗談めいた発言をしていると紹介。破損したランボルギーニにはすぐに廃車ということではなく、春節連休後にディーラーで破損状況を査定してもらったうえでどうするかを決める予定であることを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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