中国人観光客が世界市場に戻りつつある―シンガポール旅行メディア

Record China    2024年2月15日(木) 8時0分

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シンガポールに本拠を置く旅行メディアのTTG Asiaは「中国人観光客が世界市場に戻りつつある」と報じた。写真は中国のアモイ高崎国際空港。

中国では10日、春節(旧正月)を迎えた。今年の年末年始の休みは17日までの8連休で、昨年より1日多く、9日から17日までの9連休とする企業も多い。

中国青年報によると、シンガポールに本拠を置く旅行メディアのTTG Asiaはこのほど、「中国からの観光客が急増している」とし、「アジアの主要観光地は、中国人観光客を迎え入れるため、10日からの春節連休に活力に満ちた特色あるアクティビティーを企画している。中国人観光客は世界市場に戻りつつある」と報じた。

中国の国家移民管理局は4日、今年の春節期間の1日平均出入国者数が、前年同期の約3.3倍に相当する延べ180万人に上るとの見通しを発表している。

中国メディアの参考消息によると、香港メディアの星島日報は13日、シンガポール、タイ、マレーシアの東南アジア3カ国が、春節の休暇に向けて、中国人旅行者に対し、30日以内の滞在でのビザ免除を打ち出したことに触れ、「中国本土では、ビザ免除国の増加と国際線の再開により、春節期間の海外旅行熱がここ数年で最も高まり、東南アジアが人気の目的地となっている」と報じた。

参考消息はまた、日本の読売新聞が11日付記事で、訪日中国人の趣向が「爆買い」から、伝統文化体験やアニメの聖地巡礼などの「コト消費」へ変化していると報じたことにも触れた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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