Record China 2007年6月29日(金) 11時56分
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有給休暇制が導入されればゴールデンウイークがなくなるという見通しが報道された。連休中、各地の行楽地は「超」がつく混雑ぶりだが、解消につながるのか?写真は観光客でにぎわう河南省の名勝、雲台山。
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2007年6月28日、中国国内の報道によると、2009年にはゴールデンウイークがなくなるかもしれない。この予測を発表したのは北京第二外国語大学旅遊発展研究員の張輝(ジャン・ホイ)院長。張院長が専門家会議に出席し、大筋でまとまったところでは、中国がこれまで国家の休日と定めていた5月1日メーデーの3連休、10月1日国慶節の3連休をやめ、メーデーを1日休み、国慶節を2連休とする。浮いた3日間を中国の伝統的祭日である元宵、清明、端午、重陽のいずれかに振り分けて休日とする、というもの。
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しかし実現の前に立ちはだかっている課題が有給休暇制度の導入だ、という。労働法が改正され、1年間に7日間、勤続1年ごとに1日増え、14日間を上限とする有給休暇制度が導入されれば、ゴールデンウイークは消滅する運命にあると話す。法改正には全人代の承認など手間と時間がかかるため、早くても2009年以降となる見込み。
近年、所得の増加に伴い旅行が大ブーム。ゴールデンウイーク中の行楽地は混雑の極みで、観光どころではないと悲鳴の渦。国もいよいよ自由に休暇を取れる制度を切望する声に応えざるを得ないようだ。(翻訳・編集/WF)
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