中国メディアの参考消息は23日、東南アジアのタイが中国人観光客を待ち焦がれているとする記事を掲載した。

ベトナム通信社VNAの22日付報道として伝えたところによると、タイ国政府観光庁（TAT）は、今年の春節（旧正月）休暇中に100万人を超える外国人観光客がタイに到着すると予想している。

タイのスダワン・ワンスパキコソル観光・スポーツ相によると、2月8日から16日までに中国本土から前年同期比335％増の15万295人、香港と台湾からを合わせると同137％増の19万5825人が到着し、観光収入は同157％増の約3億2000万ドル（約474億円）に上ると見込んでいる。

スダワン氏は「観光の前向きな雰囲気は、良好な旅行条件、タイのビザ免除政策、航空便の増加によるものと考えられる」と語った。（翻訳・編集/柳川）