中国のネット上で1996年の古いカレンダーがブームに、その理由は?―中国メディア

Record China    2024年1月17日(水) 0時0分

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13日、極目新聞は、中国のネット上で1996年のカレンダーの取引ブームが起きていると報じた。

2024年1月13日、極目新聞は、中国のネット上で1996年のカレンダーの取引ブームが起きていると報じた。

記事は、近ごろ中国のネット上で、1月1日の元日が月曜日でかつうるう年に当たる今年のカレンダーが、今から28年前の1996年と全く同じになることが注目されていると紹介。同時に、特に若者の間で96年のカレンダーを購入しようとする人が増えており、ある中古商品取引プラットフォームではこの1週間の「1996年カレンダー」検索量が前の期間の6倍に増え、取引量も過去最高を記録したと伝えた。

そして、96年に生まれた女性の李(リー)さんが「生まれ年のカレンダーが今年と全く同じだと知って、当時のカレンダーが欲しくなった」と語り、当時絶大な人気を誇り李さん自身もファンだという香港芸能界「四天王」の一人、アーロン・クオック(郭富城)の96年版ポスターカレンダーを中古商品取引プラットフォームで69元(約1400円)で購入したことを明かしたと紹介した。

また、中古商品取引プラットフォームのスタッフが「今年の元日から取引量と出品量が増え、9日に成約件数がピークに達した。多いときには400人以上が同時に『1996年カレンダー』で検索していた」と語ったことを紹介。プラットフォーム上の96年カレンダー関連商品の平均価格は94元(約1900円)前後で、価格が30倍以上に跳ね上がったものも少なくないこと、個性的なカレンダーほど人気が高く、レイアウトやデザインが年代感に満ちていることを伝えている。

記事は、ネット上で次に今年のカレンダーと「完全一致」するのが28年後の2052年であることが早くも話題となっており「今年使わなかったカレンダーは2052年にまた使える」「1996年のカレンダーを持っていない人もがっかりすることはない。今年のカレンダーを多く買っておけば、52年にいい値段で売れるよ」といったといったコメントが見られるとしたほか、業界関係者からは「古いカレンダーのコレクション熱は、歴史や文化への熱愛、時間に対する独特の感情を表している」との見方も出ているとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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