中国映画「こんにちは、私のお母さん（你好、李焕英）」の監督・主演で知られるコメディアンで映画監督のジア・リン（賈玲）が、1年で50キロ減量したことを報告した。

2021年公開の「こんにちは、私のお母さん」はジア・リンの初監督作品で、中国では興行収入54億1300万元（約1082億円）と、中国映画市場において歴代3位の記録的ヒットを樹立。女性監督映画の興行収入では世界最高記録を打ち立てており、昨年10月にはソニー・ピクチャーズがハリウッドでのリメークを発表した。

映画のヒット後、ここ1年余りは表舞台に現れることがなかったが、11日に中国のSNS・微博（ウェイボー）に長文を投稿。この1年は2作目の監督・主演作となる「熱辣滾燙」の制作に注力していたこと、その間に50キロの減量に成功したことを明かした。

「熱辣滾燙」では対人恐怖症で引きこもり生活を送る中で、偶然ボクシングに目覚めるヒロインを演じるが、「役作りのためのダイエットではない」と語った。あくまでも1人の善良な人間の自分探しを描くストーリーであり、「映画の公開をぜひ待ってほしい」と書き記した。

記録的ヒットに続く2作目として注目を浴びる「熱辣滾燙」は、ジア・リンのほか、「こんにちは、私のお母さん」でも共演したチャン・シャオフェイ（張小斐）、レイ・ジャーイン（雷佳音）らが出演。中国では春節（旧正月）の2月10日から公開される。（Mathilda）