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“日本”に染まるソウルの飲食店、一部市民から不満の声も=韓国ネット「じゃあ新大久保は…」

Record Korea    2024年1月4日(木) 7時0分

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2日、韓国・聯合ニュースは「ソウルで若者に人気のエリアに日本語の看板で内装も日本風にしつらえた日本風の飲食店が相次ぎ登場している」と伝えた。

2024年1月2日、韓国・聯合ニュースは「最近、ソウルで若者に人気のエリアに、日本語の看板で内装も日本風にしつらえた日本風の飲食店が相次ぎ登場している」と伝えた。

記者が先月29日、龍山の龍理団キル、乙支路、大学路などソウル市内の複数エリアを回った結果、日本語の看板を掲げる店が約30軒、確認できたという。このうち5軒はハングルの併記がなく日本語のみ、またはローマ字で読み方を併記していた。こうした店はいずれも店の作りが日本風で、メニューが日本語で書かれていたり、「アルバイト募集」という日本語の張り紙がしてあったり、BGMにJ-POPが流れていたりしたという。

現行の屋外広告物法施行令第12条第2項によると、広告物に使用する文字は原則としてハングル表記法、国語のローマ字表記法および外来語表記法などに合わせ、ハングルで表示しなければならない。外国の文字で表示する場合、特別な事由がなければハングルを表記する必要がある。しかし、記事は「日本語のみ、または英語のみという店が少なくなかった」と強調。一部の市民から政府や区庁に看板関連の苦情が寄せられているが、施行令には違反処罰条項がないため取り締まりはほとんど行われていないと伝えた。

龍理団キルをよく訪れるという33歳の会社員は「変わった看板が多いので食事をしに行くのが楽しい。龍山区はもともと外国人が多いので、街の雰囲気にも合っている」と話した。ある人気店の店員は「お客さまは日本っぽい店ということでわざわざ来てくださる。写真を撮る人も多い」と話しており、インスタグラムでも店は好評だという。

一方、一部の市民は「過去を忘れたように感じる」という拒否反応を示している。29歳の会社員は「日帝占領期以降、日本語や日本式建築物を追い出そうとしてきた過去をなかったことにし、自発的に日本文化を取り入れようとしているように思える」と述べた。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「何がそんなに嫌なのか分からない。だったらチャイナタウンも問題視すべきだ」「中国語の看板だらけの地域もあるけど?」「外国でハングルの看板を見ても『うれしい』『誇らしい』と言わないでもらいたいね」「この記者は反日主義者か?」「日本にハングルの看板があって、日本人がそれに腹を立てて記事を書いてたらどう思う?ソウルは世界都市ランキング6位のグローバル大都市なのに、こんな低レベルな記事を出すとは」「まともな記者精神があるなら、ロサンゼルスのコリアンタウン、東京・新大久保のハングルの看板と、梨泰院の英語、日本語の看板を比較分析してみたらどう?」など、記事に対する批判の声が多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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