「韓国人は賢い」少子化でも問題ないと主張する韓国の学者、その理由は?

Record Korea    2023年12月24日(日) 11時0分

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20日、韓国・朝鮮日報によると、進化生物学者の大学教授が「韓国人は賢く、すばらしい適応力がある。子どもは状況が良くなった時に産むべきものだ」とし、少子化が進む現状について問題ないとする見解を示した。

2023年12月20日、韓国・朝鮮日報によると、進化生物学者の崔在天(チェ・ジェチョン)梨花女子大学教授が「韓国人は賢く、すばらしい適応力がある」「子どもは状況が良くなった時に産むべきものだ」とし、少子化が進む現状について問題ないとする見解を示した。

崔教授は自身のYouTubeチャンネルに、少子化問題についてタレントらと議論する動画を投稿した。その中で、「韓国人は賢い。進化的な観点で、実にすばらしい適応力のある民族だ」「子どもを産み育てられる状況ではないのに産んだ動物は、絶対に有利な状況を生み出せない。子どもは状況が良くなった時に産むべきものだ」と述べた。

さらに、「努力すればいつか出生率1.8や2.1まで回復する日が来るかもしれない」としながらも、「自分はそんな日が来なければいいと思う」とも述べた。今は「人間が無理やり地球の人口受け入れ能力を伸ばしている状態」で、これをいつまで維持できるか考える必要があると指摘。「全ての環境問題は究極的には全て人口問題だ」「人口が多すぎるがゆえに問題が生じているので、私たちは減るべきなのだ」と主張している。

その上で、「少ない数の国民で、どうすれば人間らしく生きていけるかを模索すべき時代が来た」「人口が徐々に減っていけば、地球は今よりずっと暮らしやすい星になるだろう。ある意味、それを先導する役割を韓国が担っているのだ」と持論を披露した。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「地球全体で考えると確かにそのとおりかも」「確かに、世界的に人口は減るべきだと思う。もう地球はギリギリの状態だ」「教授の言うとおりだよ。少ない人口で人間らしく幸せに生きる道を模索すべきだ」「韓国は国土面積に比べて人口が多すぎた。資源も出ない国なんだし、少し数を減らすべき」などのコメントが寄せられている。

一方で、「人口が減ったら地球は暮らしやすい星になる?周辺の強大国に吸収の対象にされるだけだ。現実を見てないな」「国が滅びるか存続するかの問題に直面しているというのに、何を言っているのか」「人口はすなわち国力だ。人口が減れば国は競争力を失い、力のない国に転落してしまう。だから出生率は高くあるべきだ」といった反論も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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