「気分がよくない」から欠航!乗客のクレームに機長ご機嫌損ねる?―広東省広州市

Record China    2007年6月28日(木) 19時17分

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2007年6月25日、広東省広州市の空港から上海へ飛び立つはずだった中国国際航空の国内便CA1838が、離陸直前に機長の「気分がよくない」を理由に欠航となった。話の顛末があまりにお粗末。さて一体誰が悪いのか?

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2007年6月25日、広東省広州市の空港から上海へ飛び立つはずだった中国国際航空の国内便CA1838が、離陸直前に機長の「気分がよくない」を理由に欠航となった。乗客は3グループに分かれ、それぞれ別便で翌朝までに上海へ到着した。機長の気分悪くなった顛末というのがあまりにもお粗末。さて一体誰が悪いのか?

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くだんの飛行機は夜8時半に出発予定だったが、到着が遅れたため、夜11時にようやく搭乗が始まった。ファーストクラスの乗客が遅延に腹を立て、クルーに謝れと迫った。キャビンアテンダントは頭を下げたのだが「お嬢さんでは話にならん、機長を出せ」と要求。他の乗客にも大声で同意を求めたことから、エコノミークラスの乗客をも巻き込む騒動が10分以上続いた。

そこへ機長が登場。謝るのかと思いきや、片手を腰に、もう片方の手で例の乗客を指差しつつ、怒りを爆発させてしまった。機長がコックピットを出てきては出発どころではない。一時間以上言い合いが続き、最終的には「機長の気分がよくない」を理由に欠航となってしまった。乗客は賠償金として500元(約8000円)を受け取り、別便で上海へ向った。

乗客側は、機長が「機嫌を損ねた」を理由に欠航するとは何事かと怒りは収まらない。一方の航空会社側は、乗客との接触はキャビンアテンダントの仕事であり、機長はコックピットを離れてはいけない規則、しかも今回のような緊急事態では欠航も止むを得ないとコメントしている。(翻訳・編集/WF)

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