2014年8月11日、韓国・中央日報によると、韓国外交部は日本の歴史歪曲（わいきょく）に対抗するため、新しい機関を設けることを明らかにした。一般的な問題と歴史問題を分けて対応するという趣旨からだという。環球網が伝えた。

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外交部関係者は、「新設する“日本課”は特殊な機関。歴史資料の分析などを専門的に行う。趙太庸（チョ・テヨン）外交部第一次官の直属となる」とした。さらに、「現在は日本の歴史歪曲に対応する形をとっているが、今後は論争の可能性がある過去の歴史資料などをあらかじめ整理し、先制措置を講じていく」とした。報道は、日本課は日本問題において攻撃手の役割を発揮すると伝えている。

また、別の外交部関係者は「日本課が新設されれば、既存の北東アジア1課は過去の歴史問題は取り扱わず、経済、貿易や安全問題などを専門に扱う。協力と対話のツートラック・アプローチが可能になる」と話している。（翻訳・編集/北田）