青島ビール小便事件、「麦芽は無害化処理」の発表に中国ネット「信じられない」「誰も飲みたいと思わない」

Record China    2023年11月2日(木) 16時0分

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1日、界面新聞は、中国山東省の青島ビール工場で作業員が原料の麦芽に立ち小便した問題について、当局が事の経緯とその後の処理について通知を行ったことを報じた。

2023年11月1日、中国メディアの界面新聞は、中国山東省の青島ビール工場で作業員が原料の麦芽に立ち小便した問題について、当局が事の経緯とその後の処理について通知を行ったことを報じた。

記事は、問題となった青島ビール第3工場がある同省青島市の平度地級市による調査グループが1日、調査の進展状況について通知を発表したと紹介した。

発表内容によると、現地時間先月19日午前7時ごろに麦芽工場が委託したドライバーが運転する麦芽33.96トンを積んだトラックが青島ビール第3工場に入り、同午後0時20分ごろに作業員3人による積み下ろし作業が開始、荷台の底部の排出口を開いて麦芽をベルトコンベアに載せ、原料倉庫に輸送した。この作業中だった同0時40分ごろには作業員1人とドライバーがトラックを移動させるかどうかで口論となり、同1時4分に作業員が荷台に残った麦芽を全てベルトコンベアに載せるために荷台に乗り込んだ際、荷台の中で小便をした。ドライバーは作業員が小便する様子を偶然録画したドライブレコーダーの映像をスマートフォンで撮影して自身のSNSアカウント上に掲載し、拡散させた。

同グループは、捜査の結果、作業員が立ち小便によって故意に財産を毀損(きそん)する違法行為があったとして公安当局が先月22日に「治安管理処罰法」に基づき行政拘留を行ったとした。また、小便がかけられた麦芽について速やかに封鎖を行い、グループの監督のもとで会社が無害化処理を済ませ、食品加工プロセスに混入しない状況を確保したと説明している。

観察者網が1日に報じたところによると、青島ビールは1日夜にこの件についての声明を出し、謝罪をするとともに社内やアウトソーシング会社の管理を一層強化するなどの対応策を発表した。

この件について、中国のネットユーザーは「無害化処理したというが、その映像を見せてくれるまでは信じられない」「これ、ドライバーと作業員がケンカしてなかったら拡散してなかったよね。日常的に立ち小便してそうだ」「もう誰も青島ビールを飲みたいとは思わないだろう」「処分は行政拘留止まりなのか?どう見ても刑事事件だろうに」「対応策で工場にトイレを増やすことが含まれてないぞ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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