エボラ熱懸念で韓国の大学が招待取り消し、アフリカ人が提訴へ=韓国ネット「理解して」「こっちも命がけ」

Record China    2014年8月8日(金) 6時10分

拡大

5日、エボラ熱拡大懸念により「第2回次世代女性グローバルパートナーシップ世界大会」への招待を取り消されたリビア人大学生が、国連人権委員会に提訴すると述べている問題について、韓国ネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年8月5日、韓国紙・中央日報は、徳成女子大学と国連女性機関「UN Women」がソウルのロッテホテルで共同開催した「第2回次世代女性グローバルパートナーシップ世界大会」に参加予定だったナイジェリアの大学生3人が、エボラウイルス感染の恐れがあるとして招待を撤回された件について、3人が国連人権委員会に提訴する構えだと伝えた。

その他の写真

アフリカ地域の学生も参加する今大会をめぐっては、開催反対請願運動まで起きた。これを受け、徳成女子大学はエボラウイルスで犠牲者が1人出ているナイジェリアの学生3人に対する招待を取り消し、開幕式を行った。

これについて、韓国のネットユーザーは次のような反応を示している。

「韓国だからではなく、他の国でもそうしたと思う」

「もしウイルスが韓国全土に広がったらどうするんだ?」

「あなたたちには人権問題であっても、私たちには命がかかっている」

「命を落とす確率が高く、治療薬も開発されていない状況では当然の措置だと思う」

「無念なのは理解するが、こちらが命を脅かされるのも人権の侵害にあたるのではないか」

「申し訳ない。ウイルスが収まったらぜひ来てほしい。韓国人の深い人情でおもてなししたい」

「『次世代女性グローバルパートナーシップ』という大会の名が恥ずかしい。政府が入国を拒否しても、大学側は入国を許可してほしいと訴えるべきだ」

「ウイルスが収まるまで大会を延期すれば、差別問題にはならなかったのでは?」

「韓国にはウイルスを統制する能力がないので、1%の可能性でも避けることが最善の対処法なのだと理解してほしい」

「人権の侵害とは、強者が弱者を不当に扱うこと。これ(招待撤回)は当てはまらないと思う」(翻訳・編集/雲間草)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携