韓国スターに相次ぎ薬物捜査、政界で「陰謀論」噴出―中国メディア

Record Korea    2023年10月27日(金) 16時0分

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中国メディアの環球網は27日、芸能人に対する薬物捜査が相次いでいる韓国で、政治による「陰謀論」が噴出したと報じた。

中国メディアの環球網は27日、芸能人に対する薬物捜査が相次いでいる韓国で、政治による「陰謀論」が噴出したと報じた。

韓国では俳優のイ・ソンギュンに続き、BIGBANGG-DRAGONも麻薬使用の疑いで立件された。韓国メディアの韓国経済によると、仁川警察庁麻薬犯罪捜査課は同日、イ・ソンギュンとG-DRAGONに薬物を提供した疑いで医師1人を在宅起訴したと発表した。警察はこの医師がほかにも多数の有名人に薬物を提供していた疑いがあると見ている。

報道によると、警察は本件の捜査に力を入れており、イ・ソンギュンとG-DRAGONを出国禁止にするかも検討する方針。一方で、今回の事件にトップアイドルや有名女性歌手、元アイドル女優が関与しているとのうわさについては、「事実ではない」としている。なお、イ・ソンギュンとG-DRAGONの事件には直接的な関係はなく、別々に捜査することも明らかにした。

こうした中、韓国メディアのアジアトゥデイによると、韓国の最大野党「共に民主党」の安敏錫(アン・ミンソク)議員はこのほど出演したテレビ番組で「政府が信頼の危機に直面している中で、スターの薬物スキャンダルが相次いだのは偶然ではないかもしれない」と発言。安氏はイ・ソンギュンとG-DRAGONが立件されたことについて「政治とはタイミングの芸術であり、2つの事件が意図的に計画された可能性があることは誰が見ても分かる」との見解を示した。

一方、与党「国民の力」の尹熙晳(ユン・ヒソク)報道官は「安氏にはこのような国民を惑わす政治扇動をやめ、国会議員としての尊厳と責任を示していただきたい」と苦言を呈した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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