中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）は現地時間23日、パリでフランスサッカーのリーグ運営を統括するフランス・プロサッカーリーグ連盟（LFP）と協力覚書に調印し、試合の共催、業界の交流促進、青少年サッカーの発展などで協力していく合意に達しました。中国共産党中央宣伝部の副部長である慎海雄CMG台長とビンセント・ラブルーンLFP会長が双方を代表して署名しました。

中国とフランスは来年、国交樹立60周年を迎えます。習近平国家主席とマクロン仏大統領が合意した共通認識を着実に実行に移すため、CMGとLFPが協議し、幅広い合意に至りました。

慎海雄CMG台長はラブルーンLFP会長との会談で、「サッカーは世界で最も普及しているスポーツで、スポーツ交流は人的・文化的交流の重要な一部である。近年、CMGは北京冬季オリンピック、サッカーカタールW杯、FISU ワールドユニバーシティゲームズ成都大会、杭州アジア大会などの競技の生中継と報道を成功させ、国際的に一流の技術レベルと競技大会の生中継の実力を示した」と述べた上で、中国とフランスの国交樹立60周年を迎え、パリオリンピックも迫る中、双方がサッカーを媒介として幅広い実務協力を展開し、両国のサッカー事業の進展とサッカー文化の発揚に取り組み、両国民の深い友情を絶えず増進させていきたい」と述べました。

ラブルーンLFP会長は「LFPは巨大な中国市場を非常に重視しており、両国の国交樹立60周年を契機に、CMGとの協力をいっそう強化し、より多くの中国人視聴者にフランスサッカーならではの魅力を楽しんでもらいたい」との期待を寄せました。（提供/CRI）