ガス爆発直前の姿、映画「破風」がロケ撮影=エディ・ポンら大きな悲しみ―台湾

Record China    2014年8月5日(火) 11時23分

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4日、ダンテ・ラム監督の最新作「破風」で、このほどガス爆発が起きた高雄市街地の一帯がロケ地として使われていた。

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2014年8月4日、ダンテ・ラム(林超賢)監督の最新作「破風」で、このほどガス爆発が起きた高雄市街地の一帯がロケ地として使われていた。NOWnewsが伝えた。

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台湾の俳優エディ・ポン(彭于晏)と中国の俳優ショーン・ドウ(竇驍)、さらに韓国の人気グループ・スーパージュニア(Super Junior)のシウォンと、中台韓のイケメンスターが出演する話題作「破風」。過酷な自転車レースを描くヒューマンドラマで、出演者らは台湾南部に集結して約2カ月のトレーニングを積み、このほど高雄市でクランクインした。

高雄市前鎮区で今月1日未明、大規模なガス爆発が発生。28人が犠牲となる大惨事となり、大通りが数百メートルにわたって陥没した。4日、「破風」のロケ地取材でスタッフが語ったところによると、その道路でこのほど撮影を行ったばかりだった。終了後、間もなくガス爆発が起きたことで、関係者全員が非常に心を痛めているという。

エディ・ポンによると、撮影当時は周囲の道路を封鎖したため、沿道の商店や民家に大きな迷惑をかけることになった。しかし、苦情を訴える人もなく、逆に飲み物やかき氷の差し入れが届き感激したという。「高雄ではとてもいいシーンが撮れた。全員が一致団結してすばらしい作品に仕上げ、高雄の美しい姿を見てもらいたい」と語っている。

ダンテ・ラム監督は、「映画では高雄の情熱とパワーをしっかり記録している。作品を高雄の人々に捧げたい。みんなが元気になれるよう、お手伝いができればうれしい」と話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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