2023年9月24日、環球網は、マレーシアで民泊サービスを利用した中国人観光客が、部屋に設置されていた隠しカメラを発見するトラブルがあったと報じた。

記事は、マレーシア紙ザ・スターの23日付報道を引用。中国人観光客がこのほどSNS上で「夫がマレーシアのサバ州への旅行で利用した民泊施設の部屋で、コンセントの中にカメラが取り付けられているのを発見した」と書き込んだことを紹介した。

報道によると、SNSに書き込んだ中国人観光客は今月6日未明、夫と共に現地の空港に到着した後に民泊施設にチェックインしたのこと。カメラを発見後に現地の警察当局に通報したところ、その後警察からSNS上の関連書き込みを削除するよう求められたという。

記事は、現地の警察局幹部が23日「7日午後5時27分に中国人夫婦からの通報を受けた」と認めるとともに、問題の民泊施設への捜査を実施してカメラを没収した一方で、容疑者の逮捕には至っておらず、現在容疑者の身元を特定中であることを明らかにしたと紹介。また「警察にSNSの書き込み削除を要求された」という中国人観光客の話については「そのような要求はしていない」と否定したことを伝えた。（翻訳・編集/川尻）