2014年8月4日、環球時報は韓国メディアの報道を引用し、韓国を訪れる中国人女性の増加に伴い、韓国の化粧品や免税店関連企業の株価が上昇していると伝えた。

【その他の写真】

韓国の関連機関の統計によると、今年6月の訪韓中国人観光客はのべ57万4000人で、外国人観光客全体の45％を占めた。中国人観光客では、女性客が今年1月の16万2000人から6月は30万5000人と激増。今年3月から4カ月連続で中国人観光客の60％を女性客が占めている。

韓国・聯合ニュースによると、韓国の証券会社職員は「中国では女性の社会進出が増加しており、中国社会において消費の中心的な存在となっている。そのため、中国人女性の購買力が韓国の免税店や化粧品業界の発展をけん引すると見込まれている」と分析。韓国の化粧品企業では、7月1日〜8月1日の期間で株価が20％上昇した企業もみられ、免税店を経営しているホテル新羅の株価は同期間に24％上昇した。韓国の投資会社の予想では、第2四半期の同ホテルの総販売額で中国人は55〜60％を占めている。（翻訳・編集/内山）