中国の女性作家・残雪さん、ノーベル文学賞受賞者予想で1位―中国メディア

Record China    2023年9月25日(月) 7時40分

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極目新聞の23日付報道によると、10月5日に発表されるノーベル文学賞について、英ブックメーカー(賭け屋)、ナイサーオッズの受賞者予想で、現代中国文学を代表する作家、残雪さんが1位につけている。

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中国湖北省のメディア、極目新聞の23日付報道によると、10月5日に発表されるノーベル文学賞について、英ブックメーカー(賭け屋)、ナイサーオッズの受賞者予想で、現代中国文学を代表する作家、残雪さん(70)が1位につけている。

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記事によると、残雪さんが今年高く注目されるのは、長編小説「新世紀愛情故事」のスウェーデン語版が出版されたためだ。翻訳者の陳安娜(アンナ・グスタフソン)さんは、2012年のノーベル文学賞を受賞した中国の作家、莫言さんの主な作品のスウェーデン語訳でも知られる。「新世紀愛情故事」はスウェーデンで出版されるとすぐにブームを巻き起こし、同国の多くのメディアが取り上げ、スウェーデン最優秀翻訳文学賞の最終候補にも選ばれた。


残雪さんは19年以降、ノーベル文学賞の受賞予想で上位につけている。

残雪さんの本名はトウ小華。1953年に湖南省長沙市で生まれ、70年からある工場に勤務。医療衛生業務に携わったり、裁縫の店を営んだりした経験もある。85年に処女作「黄泥街」を発表し、「新実験文学」というジャンルの文学作品を著してきた。代表的な作品には、邦訳された「蒼老たる浮雲」「突囲表演」などがある。(翻訳・編集/柳川)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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