韓国の国立公園、立ち入り禁止の案内に遺体の写真を使用し物議=「遺族の許可は?」「よほどのことが…」

Record Korea    2023年9月20日(水) 21時0分

拡大

17日、韓国・朝鮮日報によると、江原道・雪岳山国立公園の立ち入り禁止区域に貼り出された警告文に、転落事故による遺体の写真がモザイク処理などもせずそのまま使われており、物議を醸している。

2023年9月17日、韓国・朝鮮日報によると、江原(カンウォン)道・雪岳山国立公園の立ち入り禁止区域に貼り出された警告文に、転落事故による遺体の写真がモザイク処理などもせずそのまま使われており、物議を醸している。

記事によると、同公園事務所が土王城(トワンソン)瀑布付近の山道に設置した案内板は、「ちょっと待って!。これでも行かなければなりませんか?」と呼び掛けるもので、「ここは立ち入り禁止区域です。毎年、絶えず事故が発生しているとても危険な地域です」「命を担保にした山行は家族に不幸を与えます。正規の探訪路を利用してください」との文章に2枚の写真が添えられている。写真は転落死した登山者の遺体と思われ、モザイク処理などがされていないため、手足が折れ血が広がっている様子も見て取れるという。

この区域は一般の登山者は立ち入り禁止となっている。事前に許可を得てロッククライミング、アイスクライミングコースとして利用することは可能だが、死亡事故も起きている。この案内板を見た登山者からは「この写真はご遺族の許可を得て使っているのか。やりすぎではないかと思う」「6月に雪岳山に行った時に見たが、あちこちに設置されていた。警告のためとはいえ、写真を使うのはどうかと思った」などの声が上がっているという。

公園関係者は「写真の掲示に関する詳しい内容は担当者が把握を進めている」とコメントしているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ここまでやるからには、よほどのことがあったんだろう」「注意しても絶対に聞かない人たちがたくさんいるから」「行くなと言われたら行くなよ」「ここで事故が起きても救助に行かなくていい。税金を浪費しなくてすむ」「われわれも反省しようよ。韓国人は注意を聞かない。やるなと言われたら死んでもやろうとする」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携