芸能界から姿を消して丸2年になる中国の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）について、彼女の実兄が中国のSNS・微博（ウェイボー）で最近の様子を語っている。

ドラマ「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」や映画「レッドクリフ」をはじめ、数々の作品で知られるヴィッキー・チャオに異変が報じられたのは21年8月のこと。出演作が動画配信サービスから急に姿を消し、中国のSNS・微博（ウェイボー）でもファンが集まるトークルームの内容が全削除されて封殺状態となった。近年は投資家としても知られ、18年には夫婦の資産総額が63億元（約1270億円）と報じられたヴィッキー・チャオだが、封殺の理由についてはアリババ・グループ創業者のジャック・マー（馬雲）氏との親しい間柄など、これまでにさまざまな報道がされている。

現在、家族と北京で暮らしていると思われるヴィッキー・チャオについてこのほど、実兄がウェイボーに投稿。「長いこと家族が集まる機会がなかったが、今日は妹に会えてうれしい」「相変わらず美しく、少し成熟した風格も加わり、温かい笑顔でとてもいい」と記している。

この2年間、空港や公共施設で何度か姿を目撃されていたヴィッキー・チャオだが、家族や友人といった最も親しい人たちから、その様子が伝えられたのはこれが初めて。投稿にはファンから、「絶対に諦めないでと伝えて」「今までに何度も再起してきたから、必ず大丈夫だと信じている」「とにかく復活の日まで元気でいてほしい」などと、ヴィッキー・チャオへの伝言を依頼するコメントや、激励の声が集まっている。(Mathilda)