日本の処理水放出に猛反発の中国で、ある「日本の物」の売り上げが急増―香港メディア

Record China    2023年9月4日(月) 14時0分

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香港メディアの香港01は2日、東京電力福島第一原発の処理水海洋放出に反発する中国のECサイトで、日本の「ある物」の販売量が急増していると報じた。

香港メディアの香港01は2日、東京電力福島第一原発の処理水海洋放出に反発する中国のECサイトで、日本の「ある物」の販売量が急増していると報じた。

記事は、「日本が8月24日から福島第一原発の処理水海洋放出を開始したことに中国で強い反発が起きており、市民の間では日本ブランドや日本製品のボイコットが行われている」とする一方、「そうした中で多くのネットユーザーがECサイトで『日本国旗』を買い求め、足ふきマットや雑巾として使用することで怒りや反発を表現している」とした。

記事によると、中国のSNS・小紅書(RED)では最近、多くのネットユーザーが日本国旗を踏みつける写真や動画を投稿している。実際に小紅書で「日本国旗」と検索すると、床に置いた日本国旗の上に履物を並べたり、実際に土足で国旗の上に立ったりする写真が複数ヒットする。ECサイトの「淘宝(タオバオ)」で各国の国旗を扱うあるネットショップでは日本国旗の販売量が急増し、複数の店で売上1位に躍り出ているという。

また、そうしたショップのコメント欄にはネットユーザーが購入後の使い方として「玄関やドアの前に置いて足ふきマットとして使用する」といった内容が記されており、「素晴らしい商品。靴を置くのにちょうどいい」「踏み心地が最高」といったコメントや「(雑巾として)なかなかきれいに拭ける」といったコメントが書き込まれているとのこと。

記事は、こうした行為はネット上で議論を呼んでおり、「良くやった」「本当に溜飲が下がる」と支持する声がある一方で、意味のない行為だといさめたり、「くだらない」などと冷めた見方をしたりするユーザーもいたと報じている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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