世界ロボット大会2023が16日から22日まで北京市で開催され、600体近くの興味深くテクノロジー感満載のロボットが同じ舞台で技を披露し、ロボットが加速度的に日常生活へ進出しているシーンが描き出されている。中国新聞網が伝えた。

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同時開催中の世界ロボット博覧会の会場では、展示ブースに青い目と柔らかい毛を持つロボットネコが展示されていた。ロボットネコは伏せの状態で展示されていたが、なでると頭と尻尾を振り、背伸びをして、ネコの鳴き声と喉を鳴らす音を出していた。

大象ロボット科技のアカウントマネージャー、陳経偉（チェン・ジンウェイ）氏は「このロボットネコの名称は『metaCat』で、スマート音声呼びかけ・相互交流により、高齢者や子供などの心に寄り添うことができる。本物のネコの飼育体験を再現するため、同社はディープラーニングフレームワークに基づき100匹以上のネコのモーションキャプチャーと処理を行い、運動の角度、リズム・方向を記録・分析することで、ロボットネコに本物のネコの習性を学ばせた。

30秒でウエストパワードスーツを装着すると、腰を曲げて力を入れるだけで、十数キログラムの重量物を楽に持ち上げることができる。傲鯊科技の市場マネージャーの陳郝（チェン・ハオ）氏は、「このパワードスーツは独自に研究開発したスマートデジタル駆動装置、モジュール化減速システム、自己適応運動制御システムを集積しており、人工知能に基づく運動制御アルゴリズムとモード識別を通じ、肉体重労働者の負担を軽減できる。最大30キログラムの重量物の搬送をサポートし、工業生産の作業効率を高めることになる」と述べた。

そして、「ウエストパワードスーツ以外にも、当社は大学、科学研究機関、医療機関などの二次開発・研究向けに提供する全身駆動パワードスーツと、物を持ち上げる時の負担と圧力を軽減する上肢パワードスーツを展示している」と続けた。（提供/人民網日本語版・編集/YF）