2023年8月10日、アニメ「呪術廻戦」の新MVが公開され、中国のネット上で注目を集めた。

「呪術廻戦」は週刊少年ジャンプで連載中の芥見下々（あくたみげげ）氏による漫画が原作。人間の負の感情から生まれた呪霊を、呪術を使ってはらう呪術師の戦いを描く。このほど放送された第2期「懐玉・玉折」では過去にさかのぼり、呪術高等専門学校時代の五条悟（ごじょうさとる）と夏油傑（げとうすぐる）がメインキャラクターとして描かれた。

なお、「懐玉・玉折」の後は10日に閑話前編、17日に閑話後編を挟んだ上で本編の「渋谷事変」編に戻るスケジュールとなっている。「渋谷事変」編は31日から放送予定。

このほど新たに登場したMVは週刊少年ジャンプ作品とソニーミュージックグループ所属のアーティストとのコラボ企画として公開。同MVで使用された音楽はCo shu Nie（コシュニエ、「o」はウムラウト付きが正式表記）の「give it back」で、同作第1期第2クールのエンディングテーマとしても使用されていた。

ユーチューブで公開されたこともあり、日本人からの反応も多く、「誰も死なないでほしい」「五条先生、勝ってくれ」「泣いてしまう」「走馬灯じゃないよね？」などのコメントが寄せられた。

また、同MV公開の話題は中国のSNSにも波及。微博（ウェイボー）で410万超のフォロワーを持つアカウントが掲載したことにより、多くの中国のアニメファンの反響を呼んだ。中国のネットユーザーからは「五条先生視点の映像かな？すごくいいね」「色彩が美しい」「漫画と原画風なのがいい。気に入った」「とてもいい師弟関係が描かれている」「シーンはそれぞれ明るい雰囲気が描かれているのに、なぜか切ない雰囲気も漂っていていい」と称賛の声が上がった。

さらに、人気キャラクターの五条悟について、「五条先生、高専時代も先生になってからもどっちも好き。ずっと輝いていてほしい」「ちゃんと幸せをつかむんだよ（涙）」「楽しく過ごしてほしいな」「もう1人じゃないからね」などのコメントも寄せられた。（翻訳・編集/柳朱音）